向かいのお兄さん
第14章 影
『あ…はい、何でしょう?』
「"今晩の8時頃に、〇〇駅に来て"だってさ」
『…』
〇〇駅か…何だろうな
まぁ、嫌な予感しかしないけどね
『行かないって伝えといて下さい』
「"来なきゃどうなるかわかってるよな?"とも言ってた」
くそー抜かりのない奴だ
『…伝言、ご苦労様です…』
あたしは男から視線を逸らし、家へと帰った
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〈ぁあぁん、イク~!!もっとして…――ブチン――〉
直也はテレビを消した
リモコンを放り投げ、床に寝そべる
「…」
美咲のおっぱい揉みたい…
ゴロンと体の向きを変え、直也はまっすぐ天井を眺めた
やっぱテレビよりかは…生身がいい