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向かいのお兄さん

第6章 触りたいじゃん?






「早く、ペン動かせよ」




『じ、じゃあ顔離せ!!』





やだね
と答える代わりに、また首へキスをしてきた




『~っ』




嫌だけど…我慢だ、あたし




えーっと、2≦α<5の場合の①の式を…





ちゅぱ



ちゅう



ちゅぱっ





最初はただ触れさせていただけの唇を

だんだん音を立てながら、直也は吸い付いてきた





『…』




グラフは+だから、取り得る範囲の値は…




ちゅぷぷぷ…



ちゅぱ


ちゅう…






X=5の時に…あっ…二乗してるから…んぁっ、くすぐったぁ…///





レロ




『やぁっ///』




舌でベロリと舐め上げられ、一気に込み上げてきた寒気に、あたしは思わず声を上げた





『あんたいい加減に…!!』





「喋ってる暇あったら頭働かせろ、テスト明日なんだろ?」





じゃあ舐めんなおのれぇええ!!!




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