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刑事とJK

第5章 小犬



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3時になった



「行くぞーシゲー」



「え、マジっすか!?
雨降ってるじゃないっすか…
先輩ったらそんなにゆうひちゃんに
会いたいんすね」



ブローを一発食らわせ、
オレは傘を持って部屋を出た




あいつに会いたいからなんかじゃねぇぞ

パトロールだ、パトロール



しかし、シゲは仕事の用事で藤野に呼び止められ、
結局オレひとりで行くことになった







雨は朝方よりもひどくなっていた




傘で頭や肩は濡れなかったが
地面に落ちて跳ね上がる水で、
ズボンの裾はすぐに濡れた




それでも構わず歩く


いつもの公園に向かって








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