テキストサイズ

刑事とJK

第74章 修行僧再び








『んー…斉藤、誰だったのー…?』



「お邪魔します!!!」


『ぎゃあああー!!!』



部屋に入ってきたのは斉藤ではなく
いつの日かの新米刑事ではないか!!


待て!!


あたし今素っ裸っつったよね!!??





幸い、布団は被っていたのでセーフだった



コンの後に続いて、
斉藤が戻ってきた



斉藤はベッドに腰掛け、
ゆうひに耳打ちした



「マジ、わりぃ…」


『謝って済んだら刑事いらんわ!!!』



ゆうひのチョップが炸裂



「ゆうひさん!!
斉藤先輩に暴力はやめてください!!」


『今近づくな!!
今!!』



「あ、すいません!!」




コンはパタパタとゆうひから離れ

行儀良く、キッチンの前で座禅を組んだ




…だてに山に篭ってただけのことはある…





『ちょっと斉藤、なんでいきなり家に上げたのよ?』



「いや…オレも拒否したんだけどよ…」



『別に上がってもらうのはいいけど、
あたしが着替えてからにしてよ』



「だ、だよな…
胸無いことバレちゃ敵わねぇもんな…」



『やかましい!!!』



「ゆうひさん!!
斉藤先輩に暴力は…!!」



『だから近づくなっつってんでしょ!!!』












ストーリーメニュー

TOPTOPへ