All Arounder
第16章 Honest Feelings
「退斗…今日は優しいんだねぇ///」
「あ?」
「前はもっと…いきなりがっついてきたでしょ?///」
前回なんか忘れちまったっつの…
ってか、まだこいつの名前が思い出せねー
「んじゃ、激しいのを所望?」
「ううん…そのままでもいい…///」
どっちだよ
もう少しバスローブを開けると、胸があらわになった
その先の部分をペロッと舐める
「あっ///」
舐め回すと今度は吸い付く
「退斗ぉ…///」
「…」
井上は顔を離した
「?///
どうしたの?」
「今日は疲れた」
そう言うと、井上はベッドに寝転がった
「え、待ってよ退斗」
美由紀は井上の上に乗っかってくると、顔を引っ張った
「いてててて」
「こんだけで終わりなんてありえないぃ、もっとしてよ」
「疲れたっつってんだろ、おやすみ」
「退斗ぉ~」
いくら揺すっても井上が起きないので、美由紀も怒って隣に寝そべった
…やっぱり
こんなの俺じゃねーよ
女なんて皆一緒だし、特別なひとりなんていねーはずなのに…
何で姫ちゃんだけ…