無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

『はぁ…なんか最近喧嘩ばっか…』



姫はため息をつくと、ソファーに横になった




もうちょっと、睡眠確保ー…




うとうとしていると、顔のすぐ横でチュッと音がした



!!?




「姫ちゃん、おっはよー///」




井上が頬にキスしてきたのだ




『ちょっ…何いきなり…!?///』



「ねー、キスしよキスしよ、舌出して」




『だ…出すかぁあ!!』



必死に抵抗するが、力は敵わず…


とうとうペロッと唇を舐められてしまった




『退斗ぉお!!!///』



「///
姫ちゃんおいしいし…、唇柔らかい///」




『離…してぇ…///』





バキィイ!!



井上の頭が振られたかと思うと、井上はパタリと床に落ちた




「全く…ここはケダモノしかいないのですか」



「てめぇを含めてな」




大志は井上を起こし、デコピンを噛ました


「いでえ!!」



「井上、姫に何しやがった？」



「朝のスキンシップだっつーの、そんなカリカリすんなよ」



井上はヘラヘラと笑うと、黒羽が口を挟んだ



「お嬢様の唇、舐めましたよね？」



「あ…見てた？」



「井上てめぇえ!!!」




大志は井上の襟首をわしづかみにすると、額をガチンと当ててきた




「だってだって…大志だってイチャイチャしてたじゃねーかぁ!!」



「関係ねぇ!!」



「自己中な男はモテねーぞ？」

「確かに」




「クロは黙ってろ!!」