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「ただいまー」



「斉藤お帰りっ」




玄関の扉を開けると珍しくゆうひが迎えてくれたので、斉藤は目を丸くした



「…何かあったのか？」



「ううん、別に～」




ゆうひは斉藤から鞄を受け取ると、リビングへと歩いていった



「美空は？」



「何言ってんの、一泊二日の課外研修ですがぁ？」




「あれ、そうだったか？」




上着を脱ぐと、ゆうひは突然抱き着いてきた




「…///
どうした？」



「なんか…二人っきりって久しぶりだなーって思って」




「…そうだな///」




ゆうひは体を離すと、夕食を出してきた




テーブルには、二人にしてはもったいないくらいの贅沢な料理が並ぶ




…二人っきり…か///




久しぶりにドキドキしてきた






「いただきます」



「いただきますっ」



二人は椅子に座ると、一緒に夕食を取った




「あー、うめぇ」



「今日はちょびっと張り切っちゃったからね」




「いつもうめぇけどな」




「光栄です」