無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「ってか、そんなの聞いてどうすんだよ？」



「はあー？うちらだって乙女やねんで？
そういうことも気になんねん」




葵はわざと舌を出してみせた






「わっかんね」



「わからんで結構やしー」








「でも、葵も姫も、あんまり化粧とかしねぇんだな」




３人が喋っているところに、大志が口を挟んだ



そう言われて、姫と葵は互いに顔を見合わせる





『化粧、わかんない』



「うちはやったことあるけど、あかんわ。
めっちゃ面倒やった」




カウンター席で、ねー？と言い合う二人の側で、大志も井上もため息をついた