テキストサイズ

ねぇ…

第3章 子猫

「ずいぶんと可愛い執事が来ましたね」


普段は、無口の三井が口を開いた。


『執事ねぇ…あの子全く執事に向いてないわよ』


「ふふっ…」


無口な三井が笑ってるし…


『何よ三井』


「今日のお嬢様は、実に楽しそうだ」


楽しそう!?私が?


『そんな事ないわよっ!無駄口言ってないで早く学校に行きなさいよっ』


ストーリーメニュー

TOPTOPへ