籠の中のお姫様
第3章 縮まらない距離
「お、やっと来た。クレハちゃんおはよ」
「おはよぉ」
アキラさんにつられて小さめの声で挨拶をするアンジュちゃんは寝起きのようで、
寝癖のついた髪に目をごしごししていた。
「おはようございます」
「…レオ、そのほっぺたどうしたの?」
《ギクッ》
レオの頬が赤くなっているのに気付いたアンジュちゃんが心配そうに
レオの頬をなでた。
「プっ…大丈夫だよ、アンジュ。どうせレオがクレハちゃんの着替えを覗いたりしたんだよ」
「父さんっ!!」
「?…どういうこと?」
「なんでもないから、早くたべるぞっ」
「災難だったね~、クレハちゃん(笑)」
「父さんいい加減に…」
「さ、食べようか!」
「はぁ…」
「「いただきまーす」」
レオはアキラさんにはかなわないんだなー。
私の前だといつも怖いレオと、今のレオが違いすぎてなんだかおかしかった
「おはよぉ」
アキラさんにつられて小さめの声で挨拶をするアンジュちゃんは寝起きのようで、
寝癖のついた髪に目をごしごししていた。
「おはようございます」
「…レオ、そのほっぺたどうしたの?」
《ギクッ》
レオの頬が赤くなっているのに気付いたアンジュちゃんが心配そうに
レオの頬をなでた。
「プっ…大丈夫だよ、アンジュ。どうせレオがクレハちゃんの着替えを覗いたりしたんだよ」
「父さんっ!!」
「?…どういうこと?」
「なんでもないから、早くたべるぞっ」
「災難だったね~、クレハちゃん(笑)」
「父さんいい加減に…」
「さ、食べようか!」
「はぁ…」
「「いただきまーす」」
レオはアキラさんにはかなわないんだなー。
私の前だといつも怖いレオと、今のレオが違いすぎてなんだかおかしかった