sugarvoice
第1章 メロメロ~神谷浩史ver~
♪~♪~
神「もしもし?♪」
朝イチの電話なのに俺がご機嫌な理由はただひとつ。
電話の相手が大好きなあの子だからだ。
そう、花澤さんだ。
神「香菜ちゃん?」
…返事がない。
花「かみやしゃん…」
神「香菜ちゃん!?」
可愛いのはいつものことだけど、なんか変だ。
なんて言うか、子供っぽい感じ。
花「今からおうちにきてくれましぇんか?」
幸い今日は仕事がない。
神「分かった。すぐ行くね?」
花「あい」
神「じゃあまた後でね」
そう言って電話を切ると俺は香菜ちゃんの家までバイクを飛ばした。