性教育学校
第27章 日常
ピロロッ
カメラを切った
「は~っやっぱ生がいーなーっ」
撮り終わったら
港はいつものように戻った
あたしは
さっきのことが照れ臭くて
少し緊張してる…
「っま、たまにはゴムもいっか(笑)
榎本はどーでした?」
「あ、えと……
港…なんか演技上手いなって…っ」
(う~顔見れないよ~)
「あ、まぢ?
この学校で演技力もついたわw
てか…顔赤いけど?どした?」
「そ、そんなことないよっ!」
港は気付いてないみたい…
裕希くんだったら
こんな時あたしの事ばかにするんだよね…
「やっぱ少し疲れた?
まだ時間あるし、寝てていーよ!」
「あ、ありがと…」
(ん?なんか優しいぞ)
港はカメラで
さっきまでのえっちを見ていた
「「あん…はぁっん//……っふぁ//」」
あたしの喘ぎ声が
すごく聞こえてくる
「ちょ、恥ずかしいから辞めてよっ//」
「っはははww
榎本さぁ、見てみ?自分の顔w
まーぢエロいよww」
港はすごく笑ってる
恥ずかしすぎて
自分のえっち姿なんて
見れる訳がない…
「てか…港……」
「んー?」
「せ、せめてパンツ履いて!?!?」
裸のままたってるから
目のやり場に困る
「なんだよ今さら~
俺のなんか何回も見たろ?」
平然とする港に
あたしは脱力した
(えっちと普通とでは
全然違うっての……………っっ)
そして2限も終わった