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性教育学校

第33章 すれ違い




「今日の空は綺麗だな」


空を見て
微笑んでる渓人


「うん…」


ずるいよ…そんな笑顔…
少しずつ忘れられてるのに
渓人と話してるだけで
どんどん気持ち大きくなっていく…



渓人はあたしの隣に座った


こんなことでドキドキしちゃうの
あたしだけだよね



………だめだ。
渓人の側にいると苦しい…



あたしは立ち上がった


「…用事思い出した……」



ごめん渓人…
あたしやっぱり忘れられないよ
だから側にいれない…

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