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性教育学校

第33章 すれ違い



「あっれ…
すげーいい匂いすると思ったら
クッキー焼いてたんだ!」


裕希くんも帰ってきた



「久しぶりに作ってみたの」

「クッキーなんて食うのいつぶりだろ…
めっちゃ楽しみだわ♪」


裕希くんも嬉しそうだった



…やった//
喜んでくれてるっ




チーン

クッキーが焼けた
取り出してみると
きれいに焼き色もついてて

久しぶりにしたら
見た目ら上出来だった


あとは味だ…

あたしは1つ食べてみた


「…ん……っ美味しい…」

上手くできていて
ほっとした


すこしお皿に飾りつけして
完成した



「出来たよ~!」


リビングに持っていくと
莉乃と裕希くんはすぐ食べてくれた



「「ん~!美味しい!」」

二人して
ハモったりもしたり




「良かったぁ」

「みなみ天才!
こんな美味しいの初めて~//」


二人を見て
すごく嬉しくなった




でも…
渓人遅いなぁ


本当は渓人に
食べて欲しいって思って
作り出したんだよね


前…作ってって
言ってくれたの忘れてないよ


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