本気のウソか
修斗の想いが牙をむいた
ギラつく本能の危うさを覗かせながら
死の恐怖と屈辱を突きつける
修斗の醒めた狂気
追い詰められ呼び覚まされる
由奈の生への執着
その疾走感と臨場感は呼吸すら忘れるほど
そして
由奈が死にたくない、と叫ぶ声を聞いた時
頬が濡れていることに気付きました
胸震わす荒ぶる夜は
ギリギリの命のぶつかり合い…
由奈がバルコニーを越え得なかった時間が、左手のうさぎにあるのなら
守られた命は由奈ひとりのものではない、と思うのです
由奈と修斗
ふたりで歩く道はあるのでしょうか…
更なるドラマチックを兆す年初の更新
ありがとうございます!