深い絶望の中いつもながらの甲斐甲斐しさを見せる由奈
揺れる想いの描写に見つめる柊のやるせない胸の内が窺え、読みながら鼓動の高まりを感じていました
ひたむきな想いを知ればこそ
真正面から真実を告げる柊の潔さ
そして細い糸さえ途切れた時全てを受け入れた由奈もまた…
柊の唇に残した秘密はそんな由奈のささやかな祈りだったのでしょう
最後のさよならは由奈から…
新たな柊の覚悟と共に由奈がどれほど柊を愛していたか深く胸に刻まれました
渾身の別れのシーン
ありがとうございました!
星の王子さまは胸に抱いた花の元へ
愛の記憶は今、思い出に…
読後どれほどの時間か目を、閉じたままでした