はからずも前回のレビューで触れた要の言葉への漠とした不安が現実になったことに呆然としています
それは萌の額が柊の手が、紅、ではなく黒く濡れてゆくことで更に不穏な気持ちを掻き立てられるのです
そして和虎の必死の平静と露な感情のままの柊が、動かない萌をはさんで作り出す静と動のコントラストの鮮やかさ
息を呑みました!
『頬を撫でては抱きしめ顔を覗き込むことを繰り返す』柊の初めて見せる弱々しさは、倒された修斗に目を伏せながら和虎にシンクロして闇に目をこらす胸を苦しくさせるのです
どうか、萌と柊に救いを…!
更新ありがとうございます!