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【リレー小説】ルイーダの酒場 2

《ドラクエの世界でみんなで冒険しよう!》


ドラクエの世界観でオリジナル二次創作をリレー小説で書いてみませんか?
ドラクエの世界観なら、どんな物語でもOKです。
ただしドラクエの世界を楽しむためにも脱線しすぎにはご注意ください。


《ルール》
*ドラクエ好きなら、誰でも参加OK
*初めましてなどの挨拶はなし
*基本は三人称(場合によっては一人称もあり)
*前の人の文章を読んで話を繋げる
*順番は決まってないので、被った場合は先に書いた人の文章を優先する。またはうまいこと繋げる。

ドラクエ好きだけど文章苦手で…うる覚えで…という方でも大丈夫。一行のみの参加でもOKです。とにかく繋げてドラクエストーリーを楽しもう!
ルイーダの酒場で待ってるよ(*^ω^)ノ


【登場人物】
ムト(盗賊→バトマス)
パーム(マジシャン→魔法使い)
レミファ(遊び人→賢者)
イワハシ(商人→武闘家)
ヤス(魔物系YouTuber)
ヒロ(魔物系YouTuber)
サチ(ヤスの妻、ヒロの母)

トロル(テヘペロ)
はぐれ爆弾メタル岩(クランチ)
キメラ(つばさ)
ベビーパンサー(はやて)


41
「そうかそうか、それは辛かろう。可哀想にのぉ」

女性特有の痛みで悩んでいるというムトに、白々しけ言葉をかけるカネミツ。

「っ……」

ムトは怒りを堪えている。

42 「よし、ムトよ。その苦しみから解放してあげようぞ」

「なにっ!」ムトの目が輝く。

「今度は、なにに転職したいと申すのか?」

「レンジャーだ、レンジャー、だから俺は……」

「問答無用っ!」

「はぁ!?」

ムトはレンジャーに転職した。

「俺、レンジャーになったのか? てか、体は……」

ムトは体に触れてみる。なぜか、乳はふんわりと残っていた。

「え、あれ?」

大神官カネミツは、あるものをムトに手渡した。

「これはわしが使っているバファリンじゃ。生理痛にも効くと……」

その瞬間、ムトの拳は大神官の頬をつらぬいた。

43
「ふぅ。つまらないものを殴ってしまった」

ムトは拳を解き、付いた埃を払うように手を振った。

したら、拳を貫かれて倒れたカネミツは、ゆらりと立ち上がり……

「未熟者の分際で……ワシを殴るとは何事じゃあーっ!」

「あべぶっ!」

オジジとは思えないキョーレツな鉄拳で、倍返しだっ!

油断していたムトは、それをモロに喰らってしまい、キレイな放物線を描きながら、ダーマ神殿の外へとぶっとんでいってしまった!

「むっ……ムトぉーっ!」

仲間達は慌てて、ムトを追いかけた!

44 ダーマ神殿の外に出るが、ムトの姿が見当たらない。一体どこまで飛ばされたのかと思い、みんなで探していると、


「お前たちが落としたのは男のムトか? それとも女のムトか?」


と、泉から女神が現れた。

45 レミファたちはどっちを選ぼうか悩む。


「お前ら、悩むなっ!! そこは男のムトだろっ!!」


なぜか後ろから、本物のムトが現れた。
もちろん、まだ女の姿である。


46 「ムトさんが3人!? 一体どういうことでっか~!?」

「えっと、男のムトとぉ、女のムトとぉ、女の……う~ん、あなたはオカマさん?」

「誰がオカマだっ!! お前は一緒に旅してきた仲間も見分けられねーのかよ!!」


背後にいるムトはレミファの頭を殴った。


「おっとぉ! また新たな展開だあ~! 一体、本物のムトさんは誰なのか!」


ヤスはカメラを持って、女神をもっと近くで撮ろうと泉へ近づく。


「むむっ! いかん! その女神に近づくでない!!」


ちょうど外の様子を見にきた大神官カネミツが、ヤスに向かって叫んだ。



47 「貴様! カネミツーーっ!」

本物のムトが襲いかかる。

「落ち着け! そこで男のムトを選んでしまえば、お前さん自身は、泉の化け物のエサになるんじゃ」

「はぁ? なに言ってる。たしかに泉には落ちたが、俺は這い上がっ照るぜ」

「だから、今は そこにいても、本物のムトが選ばれ無かったら消滅してしまうんじゃ」

「て、ことは俺がもし落ちてたら……」とそれを聞いたヤスは、青ざめる。

「ちょっと待て、男を選んだら男になるんじゃないのか?」

「そんな都合のいい話があるか。いいか、皆は本物のムトを選ぶのじゃ」

レミファは本物のムトを選ぶと、女神は泉の底に沈んだ。

これで一安心と思いきや、ドブーンと言う音とともに大神官カネミツが泉に落ちた。落としたのはムトだった。

女神は三体のカネミツを抱え、

「お前達が落としたのは、この仕事がええ加減なカネミツか、きちんと仕事をするカネミツか、それとも普通のカネミツか?」

さあ、ムトは間髪を入れずになんと言った?
48

「オレが落としたのは――」


49 「きちんと仕事するカネミツだっ!」

言ってやったぞとムトは笑みを浮かべる。

女神は、「わかりました。きちんと仕事をするカネミツをお渡ししましょう」と一人のカネミツを置いた。

「やったぜ、これからきちんと仕事してもらおうじゃねえか」とムトは高笑い。

するとカネミツは……

「やれやれ、一時はどうなるかと思ったわい」

と左頬をさする。

「は?」

「まったく、老人の顔をいきなり殴るでないわ」

きちんと仕事をするカネミツこそが、いつもの大神官カネミツだった。

「うそだろーーっ!」
50 「それなら俺を早く男に戻せよ!!」


ムトは怒りを抑えられず、スーパーハイテンション状態になった。


レスが上限に達しています。
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