突然、運命に奪われちゃいました
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マドカ
んっ……んっ……
んんっ……!
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そして、
何度も何度も角度を変えられる変えられる。
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マドカ
んぐっ!? んぐぐぐっ……!?
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更に、舌までグリグリと入れられる入れられる。
いくら相手が美形中の美形とはいえ、知らない男性から前触れもなくこんなベロチューをされたら、普通だったら恐怖でしかないハズだ。なのに、マドカは――
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マドカ
(は、はぁー……柔らかくて、まろやかで、とってもクリーミーで、噛まないでも飲み込めちゃうよぉー)
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グルメ番組かのように『食レポ』ならぬ『キスレポ』を頭の中で述べていた。
どうやら彼女に関しては例外で、心配する必要はないようだ。
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そうしてされるがままのマドカが、そろそろダウン寸前……のところで、ようやく唇を離した美形中の美形。
自身の色気ムンムンの流し目を使い、マドカを至近距離で見つめながら口を開いた。
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美形中の美形
ねぇ――
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電車
ガーーーーーーッ!!
ガタンゴトン、ガタンゴトン、ガタンゴトン…………
60
美形中の美形
――てあげるよ。
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