
突然、運命に奪われちゃいました
61
マドカ
は…………はい?
62
電車の通った音で、美形中の美形のセリフが全然聞き取れなかったマドカ。そうでなくても、キスでヘロヘロになっていて、元々聞く余裕もないのだが。
それでも『今何て言ったのですか?』と聞き返そうとするも――
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美形中の美形
返事は?
64
と、極上の笑顔を向けられてしまったもんだから、
マドカは訳もわからずに、つい――
65
マドカ
……はい。
66
と、ここでも二つ返事をした。
67
美形中の美形
じゃあ……後ろ向いて、両手を柱についてくれる?
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マドカ
へ……?
こ、こう……ですか?
69
美形中の美形
そう。そのままでいてね。
70
何をするんだろう……とマドカが考える間もなく、
美形中の美形がマドカのスカートの中に手を入れると、下着をお尻の下辺りまでズルリと下げた。
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