テキストサイズ

突然、運命に奪われちゃいました

61

マドカ

は…………はい?

62

電車の通った音で、美形中の美形のセリフが全然聞き取れなかったマドカ。そうでなくても、キスでヘロヘロになっていて、元々聞く余裕もないのだが。

それでも『今何て言ったのですか?』と聞き返そうとするも――

63

美形中の美形

返事は?

64

と、極上の笑顔を向けられてしまったもんだから、
マドカは訳もわからずに、つい――

65

マドカ

……はい。

66

と、ここでも二つ返事をした。

67

美形中の美形

じゃあ……後ろ向いて、両手を柱についてくれる?

68

マドカ

へ……?
こ、こう……ですか?

69

美形中の美形

そう。そのままでいてね。

70

何をするんだろう……とマドカが考える間もなく、
美形中の美形がマドカのスカートの中に手を入れると、下着をお尻の下辺りまでズルリと下げた。

クリックして次のテキストを表示

/12ページ

ストーリーメニュー

TOPTOPへ