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ひねくれショタと変態大学生の平和的日常

第7章 それぞれの過去 二

けど俺は……裏切られることが一番怖い…。

「そうですか。じゃあまわりを頼ってみましょうか。てことでまわりの雑魚共のこと、よろしくお願いします」

そう、俺達がいるのは俺が通っている小学校の校門前。

そのまわりには気付かれないように気配を消し、こちらを見ている奴等がいる。

「ははっ。そういう頼るじゃないんだけどな」

やっぱりこの人は気付いてたか。

「どちらにしろ駆除しなくてはいけないでしょう? このうざい奴等を」

この、気配を消しながらも殺気を隠しきれていない奴等を。

「それもそうだね。じゃあ移動しようか」

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