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全部、愛してた。

第6章 伝えなくてはいけないこと

「ごめんね…?空…。怖かったよね…もう、大丈夫…だから…」





「う…っ、輝っ…血・・出てるっ」



輝の怪我にそっと触れる。









2人はまた、抱きしめあった。




遼ちゃんは…悲しいような…辛そうな顔をしていた。






「輝…?」




「なに?」






「遼ちゃんと…仲直りして…っ?」




「え…」






ちゃんと、仲直りして…2人には…



「ごめん…空…できない…」



え……なんで…?




「空、俺もできねぇ…」



な…んで…?ど…し・・て?






どうして…?

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