【BL】エロい兄貴と秘密な関係
第2章 無理矢理なんかありえない…
頭の中は、まだボーっとしていて…
「あれ?顔真っ赤だよ?
…気持ちよかった?」
ニヤニヤしながら聞いてくる爽太。
「うっせぇ!!!」
自分の顔が赤くなっているのは、わかっている。
…なんでこいつに…男に、こんなことされなきゃいけないんだよ…
てか、これ以上ここに居たら、
他に何かされるかもしれない。
俺はそう思い、もう一度ドアの傍に行こうとしたとき…
バタンッ…
玄関のドアが閉まる音がした。
「…あ」
「え?なに?あの二人、出かけたの?」
「あ、あぁ…なんか、おばあちゃんちに行くって…
帰りは明日らしい」
…………って!!!
俺なんで親切に説明してんだよ!!!