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キレーな顔した狼さん。

第3章 2匹目

「フッ…まあ、あんまりイジめちゃ可哀想だからこの質問"は"このくらいで止めといてやるよ」

「んっ…へ?」

「ねぇ…何で嬉しかったの?」

「え!?」

ペロ…チュッ
「あっ…あ」

瑠樹は器用に乳首を避けながら回りを舐めては吸う

「汐里…答えろよ…何で俺が汐里にしか勃たなかったら嬉しんだ?…何で俺が本気か解って、嬉しかったんだ?」

「そっ…れはっ…ひゃあっ」
瑠樹は乳首の回りを舐めつづけながら
俺のチ○コに片手を持って行き二本の指の間に挟め、触れそうで触れない
ギリギリの間隔で動かす

「ほら…教えて?」
乳首から顔を離して少し上から俺を見下ろしながら瑠樹は言った

「うぅ…んっ…」
こいつ…解っててヤッてんだからムカつくよなっ…

「汐里……俺の方見て?……何で嬉しかったの?」

「んっ…はっ」

ムカつくのに…

その弱々しい声に俺は瑠樹の方を見ざるをえなかった
高さの差から上目遣いになってしまう

「瑠樹…」

見上げた瑠樹の顔はなぜか切な気で
初めて見るその顔に愛しさが込み上げる

も……言うしか…ない…認めたくは無い…でも…認めるしか無いぐらい気づけば気持ちは膨らんでいた

まだ瑠樹と出会ってちょっとしかたってないのに…こんなの初めてだ

「汐里……」

きゅぅ
呼ばれただけで心臓が締め付けられる

「~っあーもーっ!好きだよ!…好きなんだよ…瑠樹の事が…」

かぁ~~っ
言った瞬間、自分でもこれ以上無いってくらい顔が赤くなるのが解る

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