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ちえりのすけべ日記

第3章 愛しのズルいひと

なのに、なんであなたは平然としてるの?
ナニゴトもなかったみたいに。
なんだか煮え切らない!
ムカつく!!

箸を進めながら、私のそんな様子をちらっと横目で見て、にやりと満足気な笑みを浮かべるケイくん。

・・・!!
み、見透かされてる!!

腹が立った私は、ぷいっと彼に背を向けた。
その日彼の帰りが遅かったので、先に食事をすませた私は洗い物をすることにした。

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