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翔ちゃんとニノちゃんのヒミツ

第12章 ラブホテル~前編~

翔「あの箱...?...あぁっ!もういいの?」

二「いいですよっ♪」

ニノはミニテーブルの上に並べてあった箱を手に取った。

二「はいっ★どこで開けます?

翔「どこがいいの?」

二「やっぱり...テーブルの上かなっ♪来て来て!」

グイグイ

箱を片手でバスケットボールの様に持つと俺の手をグイグイひっぱった。

翔「わかった、わかった(笑)」

俺はソファーの左側に座った。

翔「ニノ、座らないの?」

二「え、私は大丈夫ですよぉ」

手をパーにして横に振るニノ。

翔「大丈夫じゃないでしょ(笑)ささ、早く座って?」

俺は右側のソファーをべしべし叩いた。すると少し恥ずかしがりながらニノが座った。

翔「何、今頃恥ずかしがってるのよ?」

何回抱いたと思ってるんだ((

二「いや、私達って逆にこーゆうノーマルなことあんまりしないじゃないですか。どちらかと言うとエッチばっかりですよね...」

翔「しょうがないじゃん。俺、エッチだもん」

二「わ、私だってエッチですよっ。けど、たまにはこういうことしたい...」

ガサガサ

リボンをほどくニノ。
緩かったみたいですぐほどけた。

翔「こういうこと?...イチャイチャ?」

ギュッ

俺はニノの肩を抱いた。

二「はい...///いっぱい...イチャイチャしたいよ...」

翔「...。でも今日はエッチしようね?(笑)俺...もう限界...」

二「っっ///いいですよっ///いいですからまだ襲わないでくださいねっ///」

翔「大丈夫大丈夫(笑)今は箱開けたーいむ★」

ガサガサ

俺も一緒にラッピングペーパーを破いた。
すると中から真っ白な箱が。

翔「この中に入ってるんだよね?」

二「はい♪」

翔「...。」

ペリッ

箱についていたセロハンテープを丁寧に外した。

翔「んじゃ、開けまーす★」

バカッ

...。
箱を開けるとフワッとフルーツの香りが。

翔「...ケーキ?」

俺は箱の中を覗き込んだ。

二「はい、そうです♪ショートケーキです★」

翔「えー///凄いじゃ~んっ!」

シャッ

箱からケーキを出すと意外と大きいことがわかった。
飾りつけも上手く、お店に売っている物とほぼ変わりはない。

二「頑張っちゃいましたっ」

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