無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「別に僕は…。」

「え…？」

「別に僕はバレてもいいですよっ！」

…。

「へぇー！そうなのぉ！？そうなんだー。わー。…。」

「…。」

「って！？えぇ！？！？！？バレて良いのっ！？」

まぢで言ってんの！？

「はい。僕は。どうせいつかはバレちゃいますし…（汗）今のうちにバラした方が良いかと…。」

「…。」

「それにこの手錠、なんて説明するんですか？…。翔さんだって皆に嘘付きたくないでしょ？」

「…そりゃあ、もちろん…。」　

なぜかにのの言葉が心にしみた。

「でしょ？…なら言いましょ。皆もわかってくれますよ。」

「…。わかった。」

そう言って俺は立ち上がった。

向かうのは玄関。

皆に伝えるんだ。

リビングのドアをあけ、真っ直ぐに見えるのが玄関だ。

幸いリビングのドアは厚いので話は聞こえて無い様子。

相「お！片付け終わったー？」

翔「ううん…。」

潤「へ？じゃあもうちょっと時間かかる？」

翔「ううん…。」

大「？どうしたの？翔君？」

言わなきゃ…。　

翔「実は…。か、片付けしてた訳じゃないんだ。」　　　

大潤相「えぇっ！？(笑)じゃあ何してたの！？」

翔「あの…。ちょっとにのと話してた。」

潤「…。大事な話？」

翔「うん…。」

潤「この三人に関係すること？」

翔「ちょっとだけ…。」

潤「…。じゃあ話してくれるかな？てか、まず家に入れてほしいんだけど(笑)」

あ、忘れてた。

翔「…。わかった。話すね。…。さ、入って入って。」

皆をとりあえず中に入れた。