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第6章 はじまり



あの人とは違って近場のスナックではなく銀座の高級グラブに働くことが出来た。

初めは昼の仕事と勝手が違い覚えるのに先輩ホステスのヘルプを地道に努めていた。



なので女の争いには巻き込まれなかった。




私のここでの名前はエリカだった。


それはその名前の女優に私が似てるからとのことでママにつけられた第二の名前。



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