アイツが私のご主人様!?
第14章 『お前のファーストキス、買うわ。』
「ねえ・・・、
りおチャン、目閉じて。」
『ひいっ・・・////』
神崎クンの右手が、
わたしのほっぺたに添えられる。
(こ、今度こそ
キスされる・・・・っ////!!)
わたし、ギュッと目を閉じる。
『………あ・・・////』
神崎クンは、
わたしの左耳に、唇を触れるか…触れないかの距離で言った。
「りおチャンのファーストキス、
お前の希望する金額で買うよ・・・。」
『う・・///』
神崎クンが話すたび、
耳に息がかかってしまい・・・ゾクゾクしてしまう……
*