アイツが私のご主人様!?
第22章 『とりあえず、脱げ。』
『おのれ、神崎ぃ~~!!!!
パンツ見やがったなぁ~~ッ!!!』
「は?
見えたんだよ、ばーか!フン」
私、神崎クン目掛けてまくらを投げつける。
『か~ん~ざ~き~!!
とりゃっ』
「ふん、こんな攻撃効かねぇよっ。ニコッ」
くっそ~~!
まくらを軽やかにキャッチされる。
・・・・なんだ、この修学旅行の夜のノリ。
ぎゃーぎゃー言い合う、神崎クンとワタシ。
ガラガラッ
(誰かきた!??)
「先生、います?」
一宏だ!一宏の声がした!!!
「先生?いないの?」
一宏が保健室の中に入ってくる。
まずい・・・!
この状況・・・!
保健室のベッドに神崎クンと一緒にいる。
一宏にバレたら、
変な誤解されちゃう・・・!!
やっやばばば・・・!!!
どうする・・・!?
*