アイツが私のご主人様!?
第28章 『神崎クンのへんたいっ///!』
わたし、
顔真っ赤にしながら神崎クンを睨んでいて…
神崎クンは、
わたしのコトをププッ!って、
馬鹿にするように見ているから…
周りには、
私たちがマジ喧嘩してると思っているのかな……アハハ…!
『おまえ…
オンナノコいじめるとか…
さいってーだな!ふん』
!!!!?
「えっ!?」
「は!?誰だよ、このクソガキ!」
『クソガキじゃねえ!
タイキだよ!
だいじょーぶか?
おねえちゃん?』
「あ……う、うん。」
タイキと名乗る少年に手を引かれる。
……?
小学5年生ぐらいかな?
「え?ナニ…
りおチャン、このガキと知り合い?」
ギロリ、と
ワタシとタイキくんを睨む神崎クン。
「え?
し、知らない…よ?」
………こんな子、知らないよね?
…………!!!!
あ!もしかして…
「1週間ぐらい前に…
近くに引っ越してきた…
前田サンちの…?」
『うん!!
前田大樹(マエダ タイキ)だよ!』
わ!
まさか!こんなトコロで出会うなんて…
*