アイツが私のご主人様!?
第5章 神崎くんち。
「あ、とりあえずシャワー浴びれば?ニヤ」
『ええっっ!?』
わたしが、部屋の広さやテレビの大きさなどに感動していると…
神崎くんが声をかけてきた。
「おい、ウメノ!
風呂沸いてるか?」
「はい、もちろんでございます。
夕輝さま。ニコッ」
ニコッと笑った、前歯が1本ナイ……
けっこうな、おばあちゃんメイドだな。
ベテランってとこね。
「あ、そうだ。
着替えはウメノのメイド服着ろよ。」
『へ!?』
「いいよな?ウメノ。ニコッ」
「もちろんでございます。夕輝さま。」
「あ、あとウメノ。
父さんが呼んでた。最上階に来いだってさ!」
「承知いたしました。
では、お嬢様。着替えはシャワールームに置いておきますので…
ご自由にお使いください。」
『は、はいっ!
ありがとうございます…っ!』
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