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契り

第2章 変化

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朱槻とは、高校と席が隣だった。

入学式が終わって教室に入ると座る席が決まっていた。


自分の席を廊下に貼ってある座席表で見つけ、窓側の一番前へ行くと僕の新品の制服と違うのが、先に座っていた。

隣の席。

薄い金で染まった長髪を後ろで雑に結んだ奴。
右耳に金色のピアスが二つ。

隣に座り、自己紹介をした。

--- 宜しく

「だぶりです。宜しくお願いします」

名前・・?

きょとんとしていると、笑って口を開いた。

「朱槻と言います。事情があって学年を一つ上がれませんでした」

あ…

顔と口調が不釣り合い過ぎて、思わず唖然とした。

もっと、男口調かと思った。

「みんな、ビックリするんですよね。容姿と口調が合わないって」

慣れています。と付け加えて。


僕は、この不思議な印象の朱槻に一目惚れと、まではいかないけど、すごい魅力を感じて引き込まれた。


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