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契り

第2章 変化

気付いたら、ここに居た。

朱槻の邸宅。

家政婦さんに通された、朱槻専用のリビング。

5分もしないうちに来た。

--- いつもと違う

髪を下ろしているから?
いつもより、カッコいい。
いつもより、気高い。
いつもより、引き込まれる。

「そんな顔して見られると、恥ずかしいじゃないですか」

綺麗な指が頭を撫で、髪にキス。

顔をあげたら、泣きそうな顔を見られる…

撤回。

顎を持ちあげられ、唇同士が重なるキス。少し薄い唇に軽く吸い上げられる。

「んっ…」

全身が粟立つ。

僕は、朱槻のキスが好き。
綺麗な、頬を撫でる手。

そして、Tシャツの間から潜り込んでくる先端が少し冷たい指。

「大好きですよ」

耳元で囁く声も。

好き…。

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