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家庭教師

第9章 ご褒美

『純太、よく頑張ったねぇ』


『だって合格すれば同じ学校じゃん。
先生に毎日会いたくてさ。』


『こいつぅ、よく言うよ』


『ホントだよ先生。俺それで必死に勉強したんだ。
それに受からなかったら先生悲しむだろ。
受かれば先生の喜んだ顔が見れると思ったし』


『そうかそうか、可愛いヤツだなぁ』


里美は純太の頭を撫でながら言った。


『からかうなよぉ』


『ゴメンゴメン。でもホントありがとう。私すごく嬉しかったよ』

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