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家庭教師

第15章 二人だけの時間、そして秘密

『そうだ先生、俺、マッサージ得意なんだよ。ちょっとやってあげる』


『え、ホント?じゃあ、お願い』


純太は里美の背中に股がり、両手で里美の身体をマッサージし始めた。
実はマッサージに関して純太は以前、学校の部活で先輩たちに散々鍛えられたのだ。


『純太、すごく上手。てか、他の女の子で覚えたの?いつも誰かにしてるの?』


『え、そんなわけないじゃん、先生。部活で覚えたんだよ。どうしたの、急に?』


『ふ〜ん、そうなんだ。別に意味はないけど』


里美はそう言って枕に顔をうずめた。

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