側にいられるだけで④【牡丹の花の咲く頃には】
第19章 第四話 【牡丹の花咲く頃には】 再会
キョンシルは呼吸するのすら忘れ果て、トスの逞しい身体を見つめた。トスがキョンシルにゆっくりと近づいた。キョンシルのチョゴリの前紐が解かれてゆく。
上衣、下着が剥ぎ取られた後は、胸に布を巻いただけの姿になった。キョンシルが恥ずかしさに居たたまれず、両手を交差させて前を隠そうとするのに、トスが囁く。
「隠さないで」
トスは彼女の手に手を添えて、優しくどかせた。更に静かに胸の巻いた布を解いてゆく。
とうとう上半身は一糸纏わぬ生まれたままの姿をさらすことになった。トスはほのかな微笑を湛え、キョンシルの後頭部に手を添えて、そっと床に押し倒す。
上衣、下着が剥ぎ取られた後は、胸に布を巻いただけの姿になった。キョンシルが恥ずかしさに居たたまれず、両手を交差させて前を隠そうとするのに、トスが囁く。
「隠さないで」
トスは彼女の手に手を添えて、優しくどかせた。更に静かに胸の巻いた布を解いてゆく。
とうとう上半身は一糸纏わぬ生まれたままの姿をさらすことになった。トスはほのかな微笑を湛え、キョンシルの後頭部に手を添えて、そっと床に押し倒す。