側にいられるだけで④【牡丹の花の咲く頃には】
第19章 第四話 【牡丹の花咲く頃には】 再会
「綺麗だ、キョンシル」
トスは横たわったキョンシルの傍らに手をつき、しみじみと彼女の裸身を眺め、堪能しているようだ。入り口の扉を通して差し込む透明な光が扉に填った格子模様を床に映し出している。光はキョンシルの白い身体を薄蒼く染めていた。
まだ小振りな乳房はつんと形よく上を向き、くびれた腰がトスをいざなうかのようにかすかに揺れている。しかし、現実には、それは寒さに素肌を晒しているのと不安ゆえの震えであったのだけれど。
トスの指が戸惑いがちに、キョンシルの胸のふくらみの先端に触れた。朱鷺色の蕾を掠められた刹那、キョンシルの口から、あえかな声が零れた。
トスは横たわったキョンシルの傍らに手をつき、しみじみと彼女の裸身を眺め、堪能しているようだ。入り口の扉を通して差し込む透明な光が扉に填った格子模様を床に映し出している。光はキョンシルの白い身体を薄蒼く染めていた。
まだ小振りな乳房はつんと形よく上を向き、くびれた腰がトスをいざなうかのようにかすかに揺れている。しかし、現実には、それは寒さに素肌を晒しているのと不安ゆえの震えであったのだけれど。
トスの指が戸惑いがちに、キョンシルの胸のふくらみの先端に触れた。朱鷺色の蕾を掠められた刹那、キョンシルの口から、あえかな声が零れた。