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　皮肉げな口調に、ついキョンシルもカッとなった。
「何でここにお母さんが出てくるの？」
　トスは口の端を歪めた。
「ソンニョはそなたと違って大人の女だったからな。俺がいつもやりたいときには、好きなようにやらせてくれたさ。だが、几帳面な女だったから、俺と寝た後ですら、すぐに起き上がり身繕いをするのを忘れなかった。少しくらいこのままでいようと俺が幾ら囁いても、そなたが帰ってきたら困るとか何とか言って―」
　やっとトスの言わんとしていることが解り、キョンシルは頬を染めた。
「止めて！　お母さんとトスおじさんの―そんな話は聞きたくない」