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「どうして皮肉ばかり言うの？　近頃のトスおじさんは変よ。一人で暗くなって、妙に突っかかりやすくなっている。自分で気づかないの？」
「気づかないわけないだろう。我ながら自己嫌悪に陥ってるさ」
「なら、私に話してみて。そりゃあ、私は相談するのには頼りないように見えるかもしれないけど」
「本当に言ってしまっても良いのか？　一度口にした言葉は取り戻せない。聞かなければ良かったと後悔することになっても知らんぞ」
　トスが掬い上げるような視線で見つめてくる。キョンシルもまた瞳を逸らさず受け止めた。