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君がいいんだ

第1章 はじめまして

前もって買っておいたワイン片手に
謙一のマンションまで向かう

少し緊張しながらエントランスから電話をすると、謙一はわざわざ降りてきてくれた

エレベーターの中で謙一から
「可愛いぞー」
と耳打ちされる
「な、なんだよー///別に…俺は…」
「あっはは(笑)相変わらずだなー」と
笑われてしまった

恋愛経験がないわけじゃないけど
グイグイいくタイプではないのを
自分も、謙一も知っている
だからこそ、こういう場を設けてくれているのはわかっていた

「まぁ、入れよ」
と部屋に通されると
女子2人がキッチンに立っていた

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