テキストサイズ

夢の虹

第1章 席替え


「噂で流れてるみたいだけどな、大分馴染んできた頃だと思うし、ここらで席替えをしようか」


クラスの反応は驚き、喜び、悲しみ…等々。

やっぱり、本当にやるんだね…

嫌だなぁ…


「席替え…か」


後ろからそんな声が聞こえた。

振り向くと流星が憂鬱な顔をしていた。

流星がこんな顔をするなんて珍しい。


「流星も席替え、嫌?」

「当たり前じゃん」


流星は私の目を見ながら言う。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ