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夢の虹

第1章 席替え


「なんなの?!」

「いいから!もう前向いとけ!」


何が何だか分からぬまま、前を向かされた。

もう、なんなの?!

でも流星が私と同じことを考えてくれていて嬉しかった。

流星も一緒にいたいと思ってくれているんだよね。

すごく嬉しいよ。


「…心愛ちゃん」

「ん?」

「心愛ちゃんの順番だよ」

「えっ?」


隣の真緒ちゃんの言葉で前を見れば、確かに私の順番だった。

嘘っ?!

私は慌ててくじを引きに行った。

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