
僕の初恋
第11章 2013年 自由時間
*優愛編*
「……でも」
「?」
「やっぱり……我慢出来ない」
え?
そう言うと、寿也くんは私を壁の方に押した
「と、寿也くっ…クチュッ……ん……っはあっ…」
やだよ…苦しい…
「か、監視カメラ…ある…」
「今日は貸切。爺さん意外に大人はいないよ」
「あ…///」
「13階に着くまで後少ししか時間ないな……」
「…///」
「…なあ」
「?」
「優介より気持ちよくさせてやるから」
「…」
私は…
…なんで?
何で迷っちゃうの…?
すぐ断らないといけないのに…
でも、
私の口は、正直だった。
「…して?」
