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執事様のご奉公〈BL注意〉

第1章 朝の目覚めは


「隼人様?はやくしてください」


近づいてきた顔にドキドキしている事がバレないように、平然を装う。



「では、行きますか」



俺だって、分かってる。
奏の一番になんて、絶対になれない。



分かってるからこそ、つらい。


「奏、俺の事好きか?」

「・・・何をいまさら?」



だから、嫌だ。

俺が女だったら良かった。


もし女だったら、少しくらいは
意識してくれたのかな?


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