にゃんと喘いでくれるよね
第1章 猫と僕
キーッ‥
っと開かれた牢屋…
ならぬ
にゃんこ屋敷
そして、お姉さんに連れて
こられたのは
あきらかに本物の猫ミミを
はやした、白くて小柄な
僕と同じくらいの全裸の…
「ティッシュ、何枚あっても
足りないわね(笑)」
「す、すみません」
「この子が唯一
にゃんこ喫茶にいる本物の
猫娘ちゃんよ♡」
「そんなバカな…」
「ウソだと思うなら
この子のミミ、触ってみてみなさい?」
僕は目をつむりながら
恐る恐る
手を伸ばし
ミミに触れてみた。
ピクンッ!
「んにゃんっ//」
な、な、な、
なんちゅー声出すんだクソ!!!!
「これで分かったでしょ?
それじゃあ、分からない事が
あったらここに電話して頂戴♡」
そう言って渡された
にゃんこ喫茶の名刺…