にゃんと喘いでくれるよね
第2章 猫とリボン
はい。
健全な男子高校生。
ただいま16の代の考える
遊びって1つしかないの
知ってますかー?
「じゃあ、これで遊ぶ?
なんちって(笑)」
ヒラヒラ~
「なにそれ?」
「なにそれって
見るからにリボンでしょ。
ほら。
気にならない?」
目の前でヒラヒラさせてみる。
みいは目で必死に追って
下唇を噛み締めて
手をリボンの方へ
にゃんにゃんっと動かす。
「にゃ…っ!
にゃっ!!
くぅ…もう!捕まるにゃ!」
ヒラヒラ~
ヒラヒラ~
「んー!
もう!!飽きたっ!!」
「じゃあ」
スッ
「な、なにするにゃ!!」
「あ…
動くなってっ…!
よし!
できた!」