にゃんと喘いでくれるよね
第3章 猫と理性
周りからの視線が
あまりに痛かったので
すぐにみいの手をひっぱって
下着ショップから出た。
「…触んないでよぉ」
「ごめんって言ってんじゃん」
「言ってないにゃ!!!」
かぷっ
「いだだだだだっ!!!
そ、そんな
ミミはよくて尻尾は
ダメとか知らねえよ!!」
いや、昔
ネコ飼ってたから知ってたんだけどね。
「そ…れは…」
「ってかまだ出会って
数日しかたってねえのに
そこまで知らねえし」
……ん?
おとなしくなった?
顔をのぞきこむと
みいは目にいっぱい涙を
ためていた。
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える