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身代わりH

第11章 *勉強・・・っ?!

後ろから両方の胸を鷲掴みにされ、思わず声を漏らすと、耳元でお兄ちゃんが囁いた。




「ただし…勉強と同時進行でな」



「?!…」



「課題…まだ終わってないからな。オレが手伝ってやるよ」




お兄ちゃんはそう言って片手であたしのシャーペンを掴んで握らせた。




そして、手付かずの状態だった問3を指し示すと、再び手の位置を胸に戻した。




「オレが答えを言うから、おまえはそのまま書け。…簡単だろ?」



「…ゃ…っっ」




そんな風に触られてたらっ…全然簡単じゃないよっ…。

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