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身代わりH

第16章 *…実行

-お兄ちゃん…気付いてる…?!




「どうした?早くしろよ」




だって…ブレザー脱いだら…っ。




有無を言わせないお兄ちゃんの命令口調に、あたしは仕方なくボタンを外し、ブラウス一枚になった。




…これじゃ…胸が透けちゃう…っっ。




お兄ちゃんに見せるためにしたことなのに、恥ずかしくて仕方なくて、脱いだブレザーを抱えるようにして胸を隠す。






お兄ちゃんは、




「…邪魔だな。貸せ」




そう言ってあたしの腕からブレザーを剥ぎ取ると、




「手は下ろせ…じっとしてろよ…?」




ピ、と人差し指で乳首の位置を指し示すようにした。

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